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ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)携帯電話機メーカー最大手であるフィンランドのノキア(NYSE:NOK)がスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト(OS)大手、英シンビアンを買収する。これに伴い、米アップル(Nasdaq:AAPL)との競争が加速するもようだ。
ノキアは24日、シンビアンの未保有株52%について現金による買い付けを開始したと発表した。取得額はおよそ2億6400万ポンド(約4億1000万ドル)。ノキアによると、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、スウェーデンのエリクソン(Nasdaq:ERIC)、独シーメンス(NYSE:SI)など、買い取りの対象となるシンビアン株91%の株主が提案を受け入れた。ノキアは韓国のサムスン電子(005930.SE)も提案に応じる見込み、としている。ソニー・エリクソンはエリクソンとソニー(NYSE:SNE)(6758.TO)の合弁会社。
アップルや米グーグル(Nasdaq:GOOG)といった携帯電話業界の新興勢力との厳しい競争に直面するなか、既存企業はより革新的な製品をより早く市場投入する方法を探っている。シンビアンの専門は電子メールやインターネット閲覧などのマルチメディア機能を搭載するスマートフォン向けのソフト開発・製造。スマートフォンは世界携帯電話市場で最も成長ペースの速く、収益性の高い分野。シンビアンは1998年、世界の通信機器メーカーの出資により設立された。今年1−3月の売上高は4350万ポンド(約8590万ドル)。
シンビアンのソフトに頼るノキアの競合他社の多くは、ノキアのシンビアンに対する影響力や、ノキア1社の需要に応じるため開発に割かれる注力の程度について懸念を示していたが、そうした点は棚上げしたようだ。シンビアンのナイジェル・クリフォード最高経営責任者(CEO)は「当社はすべての顧客に等しくサービスを提供する」と語った。
ノキアによる買収は、「シンビアン・ファウンデーション」と呼ばれる新たな非営利団体を設立し、その主導の下に携帯電話機メーカーと携帯電話サービス会社の協力体制を構築する取り組みの一環。ノキアに次ぐ携帯電話機メーカー大手4社であるモトローラ、サムスン電子、ソニー・エリクソン、韓国のLG電子(066570.SE)も参加する。シンビアンが抱えるソフト開発者1000人超はノキアの従業員となり、シンビアン・ファウンデーションが各地の開発者向けに販売・調整を担う予定だ。
シンビアンは、いくつかの異なる特色を持つ携帯電話機向けソフトを融合させ、1つのオープンソース型(公開・無償の)プラットホームに統合する。モトローラとソニー・エリクソンの合弁会社でシンビアンからスピンオフ(分離・独立)したUIQテクノロジーのユーザーインターフェースソフトもこのプラットホームに盛り込まれる。UIQは、アップルの携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」で流行したタッチスクリーン技術も持つ。
こうした取り組みが「処理速度を向上させた、より優れた製品」を実現すると、ノキア・デバイシズ部門責任者のカイ・オイスタモ氏は述べた。
今年に入り、モトローラは自社のハイエンド端末向けの主要OSにシンビアンを採用した。同社は1999−2003年までシンビアンに出資していた。モトローラではここ数年、機種によって異なるOSを採用していることが新端末の発表を遅らせる要因になっている。
モトローラのモバイル端末部門担当上級副社長、アラン・マトリシー氏は「この取り組みは開発者コミュニティーを大いに刺激するだろう。また、携帯電話サービス業界にとっては、複数機種のアプリケーションとサービスの開発が容易になる」と語った。
マトリシー氏は、モトローラとソニー・エリクソンが向こう2年間で発表されるUIQ製品のサポートを続けるとした上で、UIQは「いずれ再編される」と述べた。
Symbian Foundation発表と同時にノキアはもうシンビアン買収に動いていたんですね。それにしてもよく読んだらオープンソースとか書いてるじゃないですか。「Symbian Foundation」vs「Open Handset Alliance」?参加企業がごちゃごちゃで分からなくなります。通信事業者と携帯機種メーカーと半導体メーカーとソフトウェアベンダが一緒くたで。ただプラットフォームメーカーだけで分類するとグーグル・ノキア・アップル?あと マイクロソフトとかPalmとか残ってますか。

