http://mainichi.jp/select/world/news/20080621dde007030006000c.html
欧州連合(EU、加盟27カ国)は20日、加盟国が新基本条約「リスボン条約」の批准手続きを続ける方針で合意したが、条約未発効のままのEU拡大が可能か否かの判断をめぐり、仏独などの中核国と、EU入りして間もない旧東欧勢との間で意見の相違が表面化した。また、原油価格高騰への処方せんとして、今年後半のEU議長国フランスが提唱している付加価値税の減税構想がドイツなどの反対を招き、足並みの乱れを露呈している。
2003年に発効した現行のニース条約で想定されているEU拡大は27カ国までで、リスボン条約はさらなる拡大に備えたものだ。クロアチアとトルコがEUと加盟交渉中で、バルカン諸国も加盟を望んでおり、将来、EUは三十数カ国に拡大する可能性がある。
だが、トルコのEU加盟に反対のサルコジ仏大統領は記者会見で「機構改革に合意できずに、28、29、30カ国目の加盟国を迎え入れるのは不自然だ」と指摘、リスボン条約の発効にめどが立たない段階での拡大に異を唱えた。ユンケル・ルクセンブルク首相、メルケル独首相が同調した。
これに一斉に反発したのが旧東欧陣営。現議長国スロベニアのヤンシャ首相は「加盟交渉遅延の理由はない」とくぎを刺し、ポーランドのトゥスク首相も「アイルランド国民投票の結果、クロアチア、セルビア、ウクライナが加盟できなくなるという考えは受け入れられない」とサルコジ発言にかみついた。
一方、英国、フランス、イタリア、スペインでは燃料価格高騰に抗議するトラック運転手や漁師らのデモが相次ぎ、各国政府にとって緊急課題となっている。事態沈静化に向けサルコジ大統領が提案しているのが、石油製品などに課されている付加価値税の減税案だ。イタリア政府は石油企業からの税収を燃料利用者に振り当てる「ロビンフッド税」構想を打ち出している。
フランスなどの働きかけを受け、20日採択の議長総括には「(EUの行政府にあたる)欧州委員会に税制措置の可能性を検討するよう求める」との表現が盛り込まれた。
だが、メルケル首相らは「市場への適応力をそぐことになる税制措置は避けるべきだ」と主張、付加価値税の減税案に反対している。
確かに足並みは乱れまくってるようです。しかし独仏は拡大に慎重とか言ってますがアイルランドがリスボン条約を否決した件には批判的なのはなんで?それに東欧だってチェコはアイルランド同様リスボン条約否定派だから一枚岩ではないですよね。EU内の先進主要国はアイルランドやチェコには加盟しろと言いながらトルコなどはお断りしますとか加盟国を選抜してるわけですか。EUは官僚支配的であることが度々批判されますが、この時点で既に官僚的な雰囲気がするのは気のせいですかね。
フランスを始めEU各国がトルコのEU加盟に慎重、というより
反対なのは確かに宗教的理由が根底にあるからでしょうね。
また歴史的にも地理的にも微妙な立ち位置です。
EU主要国としては、価値観の違いに目をつぶっても
加盟して欲しいと思えるような魅力的な資源や産業が
あるわけでも無いので囲い込みに利点が見いだせない
というのもあるでしょう。
更に言えば安全保障・軍事の面でも国際的に
微妙なスタンスです。一応は西欧と同盟関係にありますが、
イスラム圏への攻撃に関しては常に慎重です。
というか参加したことあるのかな?
そこらへん詳しくないのですが。
さて話変わって日本についてですが、
そう言えば三極委員会なんてのがありましたね。
現在機能しているかどうかも疑わしく、
都市伝説みたいになってますが。しかしそれがもし
機能していたとしても、主導権が日本にない限り
見張られているという感覚しか沸きません。
アジア経済も制御下に置きたいと考える欧米の
操り人形になってしまう!なんてのはどこかの
デンパ系サイトみたいで言い過ぎですが、
日本は日本のやり方がありますし、
無理に欧米の仲間入りをする必要はないんじゃないかと
個人的には思ってます。
トリシェやバーナンキとタメをはれるくらいの発言力や
影響力を持った総裁が出てきてくれないものか。
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